2006年11月20日月曜日

控訴審初回公判(2006年11月20日配信)

初 回公判において、支払依頼書・被告人手帳・損害賠償査定申立書・損害賠償訴訟準備書面・民事決定書・領収書・大友手帳・ラウンドワン有価証券報告書等の客 観証拠13点が提出され、検察官がこれに同意したため証拠採用が決定しました。また会計論に関する関西学院大学の意見書が提出され、これについても検察官 が同意したため、証拠採用が決定しました。一方、宣誓供述書については、大友元社長3通、村上元専務5通、西内元常務2通、安田公認会計士2通、露木公認 会計士1通、南方公認会計士1通、宮下公認会計士1通の合計15通が、また本多弁護士の非宣誓供述書1通が提出されましたが、すべて検察官は不同意としま した。これを受けて、弁護側からは8名全員の証人申請を行ないましたが、このうち最重要証人として大友元社長・村上元専務・西内元常務の3名の証人申請が 裁判所により受理されました。

証拠 調べが再開されることになりました。ありがとうございました。なお本日発売の週刊東洋経済11月25日号に「キャッツ事件で露呈した検察捜査の問題点— エース会計士はなぜ冤罪を主張し続けるのか」という記事が掲載されています。比較的好意的な記事です。ぜひご覧になってください。

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